第8回:信用される人 VS 信頼される人

 (楽天/HAL 健康コラム 2005年1月11日より)

ある奥さん2人が言いました。

Aさん『私、旦那のこと信用しているわ。』

Bさん『私、旦那のこと信頼しているわ。』

どちらの御夫婦の方が、深い絆があるように聞こえますか?
Bさんの方が、より良い関係を築けている印象がありますよね?

『信用』は「信じて用いる」と書きます。
『信頼』は「信じて頼る」と書きます。

前者は、何か一線をもって信じている感じがしますが、
後者は信じて寄り添い合っている印象、無条件で信じている尊敬の念、
そして暖かみすら覚えます。

Bさんは、きっと旦那さんを心底『尊敬』し『信頼』に
至っているのでしょうね。

「信頼してる」>「信用してる」>「信用しよう」
と、心の信じる度合いが下がってくると悲しい気分になりませんか?
やはり、良好な関係には『信じる度合い』の強さが大事ですね。

また、相手の価値観や人間性を認め信頼するには、
自分という人間を認め、自分を信頼することも不可欠です。

自分の軸を持ち、相互に尊敬しあい、仕事・恋愛・家族関係でも、
素敵な『信頼の華』を描いていきたいですね!

 《まとめ》信頼とは、信じる頁(ページ)を束ねた 頑丈な関係