表に見える姿と、本当の姿

こんにちは。
棚ぼた開運コンサルの理梨映です。
 
 
人間誰しも『誤解』ってするものです。
 
 

特に、若くて未熟な頃や
未経験の立場では、よく起こること。
 
 
私も例外ではなく、
母にはたくさんの誤解をしてきました。
 
 
両親が共働きだった私は、
0歳から保育園に預けられました。
 
 
時間外保育や母の友人にも世話してもらい
母が仕事を終えて迎えにくるまでの時間を
家族以外の誰かの元で過ごしました。
 
 
夕食は、帰りに道に外食で済ませたり、
母が買ってきた出来合いの惣菜が
食卓に並ぶことが多かったんです。
 
 
母が夕食を作ることもありましたが、
正直言って美味しくなかったんです(汗)
 
 
料理に気持ちが入っておらず
野菜炒めは、油で炒めただけ!
味付けをしないままお皿に盛り
「塩胡椒かけて食べて」と出てきます(笑)
 
 
だから、母のことを『料理音痴』だと
私は思い込んで大人になりました。
 
 
ところが!ところがです!
 
 
銀行員を完全引退した母が、
和菓子やパン作りを習いはじめたんです。
 
 

 
 
この出来栄え
素人にしては十分うまいと思いませんか?
 
 
特に、母が作ったカステラは
楽しく作ったエネルギーが入っていて、
食べると元気になる不思議な美味しさ!
 
 
私は、母に言いました。
「その才能、どこに隠していたの?」
「30年早く作って欲しかったよ」
 
 
すると、母はこう答えました。
「働いていた頃は、余裕がなかったのよ」
 
 
この瞬間、私の母への誤解は溶けました。
 
 
母は、料理音痴なのではなく
料理に気持ちを注ぐ余裕がなかっただけ
だったと、ようやく理解ができたのです。
 
 
 
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『お高くとまってる人』
『無視する人』に見えても…
 
本人は自分のことで精一杯で

心に余裕がないだけかもしれない。
 
『一気に成功した人』
『調子に乗ってる人』に見えても…
 
本人はプレッシャーに耐えるために
無理やりテンションを上げて
乗り越えてる状態かもしれない。

 
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《解説》
 
うちの母は、総合職の銀行員として
子どもを生んでも働き続けた
先駆けの存在だったそうです。
 
 
当時は、土曜も銀行が営業していて
忙しく働いていたことも思い出しました。
 
 
そのような状況なら
母に料理を楽しむ心の余裕が
なかったことも、今なら分かります。
 
 
『外から見える姿』と
『内の姿』が不一致になる現象は
結構あるあるです。
 
 
私自身も
半年毎に出版が続いた2年間は
誤解されたことがあります。
 
 
個人的に連絡を取り合うほどの仲ではない

SNSの知り合いから
「最近、上から目線に感じる」と
突然メッセージがきたんです。
 
 
「そんなつもりはないのに…」と思いつつ
しっかり返事を書いて構う余裕もないので
「アナタはそう感じたんですね」と返信。
 
 
1行だけの返事が
「やっぱり上から目線だ」と
思われた
可能性もありますが…(汗)
 
 
ともかく
外から見える私の姿が
「上から目線の人」だとしても
私の内の姿は
「出版のプレッシャーに耐えてる人」
「余裕がない状態の人」だったのです。
 
 
身近に起きる小さな事例だと、
トイレに駆け込みたくて余裕がないときは
周囲の人に丁寧に構いきれないことなら
想像できるのではないでしょうか?
 
 
外から見える姿は
「走って去る無礼な人」だとしても
内の姿は
「便意に耐えてる人」
「余裕がない状態の人」です。
 
 
長期スパンで余裕を失う事例なら、
仕事、病気、出産、妊娠、親の介護などが
人生には起きるものです。
 
 
そんなときは
誤解もすることも、誤解もされることも
あるでしょう。
 
 
だから、自分が余裕を失っている側なら
「今は、余裕がない状態」
「〜の頃までは、余裕を持ちづらい」と
身近な人に伝える余裕は残しておくことが
大事なんじゃないかと思っています。
 
 
そのような言葉を事前に伝えるだけでも、
誤解を避けやすくなるんじゃないかな〜
 
 
 
理梨映(オリエ)


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photo by ORIE
『龍宮神社』鹿児島県指宿市
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