第28回:失敗を楽しんでみよう!

 (健康創造研究所HAL 健康コラム 2005年5月31日より)

『失敗は成功のもと』

『ピンチはチャンス』

このような言葉は誰しも聞いたことがあると思います。
けれど、自分に当てはめて考えてみる機会は案外少ないですよね?

それはきっと、「失敗しないように、失敗しないように・・・」
と過ごしているからかもしれません。

では『失敗』とは一体なんでしょう?
イケナイことでしょうか?
無能だという烙印でしょうか?

いえいえ、どれも違います。
『失敗』とは『上手くいかない方法をみつけたという成功』
というだけなのです。
もしくは、失敗によりピンチに追い込まれた時こそが
大逆転の『チャンス』という信号であり、『好機』の贈り物なのです。

成功している人ほど、たくさんの失敗を経験しています。
有名な発明家「エジソン」は同時にたくさんの失敗を経験しています。
はじめて飛行機をつくった「ライト兄弟」だって、同じです。

私達は赤ちゃんの頃は何にでも興味を示し、チャレンジしていたはずです。
けれど、成長の過程で親に叱咤された記憶などから
『失敗はいけないもの。怒られる…』
と、無意識のブレーキを身に付けてしまいます。

さぁ、これを機会にブレーキのなかった子供の頃を思い出してみませんか?

『失敗って恐れることないんだ!』
『失敗から何を学べるだろう?』
『次はどんな失敗をバネにしようかな♪』
『失敗からはい上がる際の景色って楽しいな!』

そんな風に楽しんでみると、未来の切符を手にしている確信から、
失敗の最中でも苦しい顔が少しずつ和らいできます。
また今までと視界が変わり、ワクワク度も増してくると思いますよ(^^)

ロバート・H・シュラー氏も
「完全を期して何もしないよりも 何かをするほうがずっと良い」
と言っています。

まずは、行動あるのみです!!

 《まとめ》失敗は『好機』の贈り物! 失敗を楽しめた人が最後に笑う☆

第27回:日記は成長促進剤♪

 (楽天/HAL 健康コラム 2005年5月24日より)

日記を辞書で調べると
—–
日々の出来事や感想などを一日ごとに日付を添えて、
当日またはそれに近い時点で記した記録。
—–
と、書かれています。
けれど、単なる『記録』ではないのです。
使い方によっては、『成長促進剤』になってしまうのです!

たとえば・・・

自分の日々の記録や、感情の記録を書く事によって、
普段は気付かない自分の癖や、本心、ごちゃごちゃした心が
客観的に見えるようになる。


そして、自分の気持ちが見えるようになってくると、
物事の見え方、捉え方も変化してくる。


すると、仕事、恋愛、家族、人間関係が良好になる。


どんどん成幸(幸せに成る)へ近付く。

そんな流れのような気がします。

つまりは、日記を書くことによって『自分探し』ができるのです!
自分の心の奥を知ること、自分の現在地点を知ることは、
全てにおいてとても重要で、かつ目標達成へのスタート地点にもなります。

また、副効果として『毎日書き続ける』という『続ける』という習慣自体も、
自分の自信を築き上げ、成幸プログラムができあがっていくのです。

もちろん誰しも忙しい世の中ですから、
毎日いろんなコトが起り、1日たりと同じ状況の日はないでしょう。
そんな日々だからこそ、まずは日記をスタートし、
少しずつでも書き続けてみるのをお薦めします!

半年、1年、2年・・・と月日が経った時、
自分の過去の日記を見直すことにより良いヒントに出会えたり、
自分の成長した姿に気付いて、自信が沸いてくることでしょう(^^)

 《まとめ》日記は資金ゼロの優良「成幸プログラム」 

第26回:成幸は、内と外の両方向から種まきを!

 (楽天/HAL 健康コラム 2005年5月17日より)

成幸の近道って何だと思いますか?
いろんな答えがありますが、特に重要なのは『自分が変わる』コトなんです。

例えば恋愛において
『いつも付き合いが長続きしないよ。遊び人ばかりが近付いてくる…。』
という場合、相手を変えても、いくら出会う環境を変えても、
また似たような男性ばかりとおつき合いをしてしまうのです。

なぜなら、人は自分と似たようなレベルで引き合うからです。
つまり、今の自分では結果は同じ。
よりよい結果のためには、自分が変わらないと物事が好転しないのです。

では『自分が変わる』って具体的にどうしたらいいのでしょうか?

そのコツは『内と外の両方向から種まき』なんです!!

<内側からの変化>
自分の「心」の状態や「考え方」を変えてみます。
生まれてから長いことその体質で過ごしているので、
すぐに大きな変化は起こせないことでしょう。
けれど、根気良く自分と向き合いつづければ
結果として安定した地盤づくりになるのです。

<外側からの変化>
大切なのは中身ですが、人は第一印象で多くを判断します。
ですから『身だしなみ』や『笑顔』『行動パターン』等を
イイものに変えてみます。
もちろん最初は表面だけの努力ですから一時的速効性です。
けれど人は「意識的」にやっていた行動もいずれ「無意識」
に進展するので、いずれ本物の自分になっていきます。

このように、内側と外側からの努力(種まき)を同時に行なうのが
とても効果的なのです!

あなたはどんな成幸をおさめたいですか?
どんな自分に成長したいですか?

『変化』を恐れず、一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか(^^)

 《まとめ》内から外へ 外から内へ 成長には同時進行が近道です!

第25回:強い? 弱い?

 (楽天/HAL 健康コラム 2005年5月10日より)

私が弱っている時に親友が励ましのコトバを贈ってくれました。

—–
人について、強い/弱いと一般的によく使うけれど、

とても曖昧な表現だと思ったりしない?

多分、それにフィットするコトバが日本語に無いのだろうね。

今のオリエちゃんには、『強くなれ』より、

きっと、『元気になあれ☆』だよね!
—–

素敵なメッセージを読みながら、私は目頭が熱くなってしまいました。

なぜなら、普段は「強い/弱いって的確な表現じゃないよな~」って
思っている自分が「この程度で弱るなんて私は弱いよ…もっと強くなれ!」
と、自分にムチをビシバシ打っていたからです。ハッとしました。

『強い/弱い』って本当に曖昧な表現ですよね。

例えば、会社でAさんが上司に嫌な仕事を押し付けられたとしましょう。
その際に真逆の反応をしたとしても、『強い』で表現できてしまうのです。

—–
「嫌な気持ちを自分の中で消化し、その仕事をやり遂げるなんて、強いな~」

「その仕事は引き受けられない!ってハッキリ断れるなんて、強いな~」
—–

ほらね。
「強い/弱い」をモノサシにすると、軸がどこにあるかで変わるでしょ?

たまには立ち止まり、物事を『二極』で見たり、決めつけたりする習慣を
変える機会を設けてみてはいかがでしょうか?

きっと、ビジョンが広がり、新たな「気付き」があると思いますよ☆

 《まとめ》強い/弱いで計るのを止めると、自分にも人にも優しくなれます。

第24回:ご縁があれば上手くいく ご縁がなければそれまでよ

 (楽天/HAL 健康コラム 2005年5月3日より)

私のまわりでは第2次結婚ピークがきていますが、
みんなを見ていて、『ご縁』の力を感じます。

短いおつき合い期間でも「ご縁」があって、スムーズに結婚が決まった人、
30代半ばまで恋愛に苦戦しつつも、ス~っと結婚に至った人。

それぞれ上手に「ご縁」を感じ、「ご縁」を活かしたのだと思います。

逆に「恋愛が長続きしない」「結婚に至らない」など上手くいかない時にこそ、
この「ご縁」をどう感じ、受け止めるかが人生を楽しむコツなんです。

『ご縁があれば上手くいく ご縁がなければそれまでよ』

この一文を心のどこかに掲げておくだけでいいのです!

もともと「ご縁」が無いものを、自分に無理をさせ、相手にも無理をさせ
一生懸命繋ぎとめたところで、不自然な結果にしかなりません。

それよりも、肩の力を抜いて「自然とくっついちゃう縁」を探したり
大切にした方が、とてもリラックスできてイイ状態になります。

すると、自分の『磁石』能力が高まりますし、
「くっついてくるモノ」を楽しく眺める余裕も出てきます♪

さあ、すべて「ご縁」だと思って、余計な『執着』を捨ててみませんか?

 《まとめ》さよなら「執着」、またきて「ご縁」で好循環!