こんにちは。
棚ぼた開運コンサルの理梨映です。
私たちは、日常の中で
「あの人は悪い人だ」と
思ってしまう瞬間があります。
ニュースの登場人物や、
職場で問題を起こした誰か、
SNSで見かけた炎上を起こしている
知らない人のこともあるでしょう。
それらの判断は、
一瞬で下していることが多いものです。
なぜなら、必ずそこには
自分が持っている『前提』があるから。
例えば
「良い人と悪い人がいる」
という前提があれば、
トラブルを起こしている人や
攻撃的な人を『悪い側』と判断します。
童話『桃太郎』であれば、
桃太郎が良い側、鬼が悪い側と
判断するように。
でも、鬼達の視点に立ってみると
鬼ヶ島に乗り込んできて鬼を攻める
桃太郎が悪い側だったりします。
そう考えたとき
「良い人と悪い人がいる」という前提は、
立場次第でひっくり返ってしまうので
無理があると私は気付いたんです。
私にとっては悪い側に見える人も、
誰かにとっては愛しい良い人なのだから。
じゃあ、この『悪』に見えるものって
一体なんなんだろう?
…もしかして
野菜の『灰汁』と同じなのでは?
そう気付いた瞬間、
一気に私の視界が広がったのです。
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『悪人』がいると見るより
『灰汁人』がいると見てみる。
灰汁の強さ、灰汁の好み
灰汁抜きの有無だと捉えられたら
自分の灰汁も、誰かの灰汁も
受け入れられるよ♪
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《解説》
「灰汁(あく)」と聞くと、
野菜を下ごしらえするときに抜く
あの“灰汁”を思い出しますよね。
灰汁を一言で表すと『クセ』のことで、
苦味・えぐ味・渋味の原因になるので
取り除かれるんです。
ですが、見方を変えればクセって
その食品の持つ『味わい』でもあります。
人間だって
『なくて七癖』と言われるように、
誰にでもクセはあるものです。
そのクセを苦味・えぐ味・渋味と捉えて
「悪い!」と灰汁を取り除くのか、
それとも「あの人の味わいだ!」と
個性として灰汁を受け入れるのか。
結局は、その違いだけなんです。
例えば、ゴーヤー。
私は灰汁抜きをしてから調理しますが、
灰汁が悪いから抜いてる訳ではありません。
ただ単に、私には苦過ぎるから
少し灰汁を抜いているだけ。
でも、完全に灰汁を抜いてしまったら
ゴーヤーらしさを楽しめないので、
それはそれで絶対に嫌です。
また、沖縄在住の知り合いは
ゴーヤーは灰汁抜きしない方が
絶対に美味しいと言っています。
このゴーヤーを人間に置き換えて
「人間にも灰汁がある」という
前提にしたらどうでしょう?
悪い人がいるのではなく、
灰汁の強さなどに違いがあるだけで
『個性の違い』と『好みの違い』になります。
自分が誰かを悪人扱いしなくなれば
相手から悪人扱いされることも減るので、
人間関係のトラブルやストレスは
驚くほど減ってくるでしょう。
☆☆☆
さて今日は、ちょっとした実践として
過去に“悪人視“してしまった誰かを
“灰汁人視”に変えてみるワークを
してみませんか?
思い出すだけで嫌だった人の記憶も、
「灰汁が強くて、私には難易度の高い調理だった!」
なんて笑い話に変わるかもしれませんよ♪
理梨映(オリエ)
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photo by ORIE
『福徳稲荷神社』山口県下関市
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