(健康創造研究所HAL 健康コラム 2005年8月9日より)
『10年後の夢や目標は?』と聞かれたら、即答できますか?
10年先は決めて無いし分からないけど、
今月の仕事の目標や、この1年の目標はあるよ・・・という方、
もしかして「手前から」目標を立てる癖がついているかもしれませんよ。
「手前から」を具体的に表現すると、
半年後、1年後、2年後・・・という風に「近い未来から順」に
目標を立てているという感じです。
学校では春になると「この1年の目標を立てましょう!」と言われきたので、
ついつい「手前から」イメージする方法が身に付いてしまいがちです。
けれども、これは負け癖をつけやすい「下手な目標設定」の方法なのです。
今後の明るい未来のために「上手な目標設定」は不可欠。
そこで「遠い未来」に焦点を合わせた目標設定を紙に書いてみましょう!
<上手な目標設定法>
1)10年後など遠い未来の目標をイメージします。
→今の状況にあわせた姿ではなく、自分に都合のよい想像を描こう!
2)次に自分の現状と、10年後の『差』を計ります。
→大きな差を感じても落ち込まないで!
3)その『差』を埋めていくために「未来から」目標を埋めていく。
→9年後、8年後、7年後・・・1年後という具合!
4)10年後に視点を合わせつつ、1年後の目標を意識し日々を過ごす。
→右目で遠くを 左目で足下を見るようなものです!
+αのコツとしては
・「仕事」、「家庭」、「恋愛」という具合にカテゴリー分けをして書き出す
・夢をイメージできないのは「知らない」だけ。人の夢も聞いて参考にしちゃう
・休息が必要と感じたら、「なんとなく休む」のではなく日付などを「決めて休む」
・目前のコトに捕われだしたら、書き出した未来の目標を見る、再確認する
・具体的な「写真」や「言葉」をつかって、イメージを明確にする
このように「遠い未来」を見ながら、しっかり目標を立てていると
その過程で起こる『トラブル』や『困難』に動じることなく、
『ブレない』自分で過ごすことができます♪
さぁ、早速「上手な目標設定」をしてみましょう!
試してみると、その効果に笑いが止まらなくなっちゃいますよ(^^)
《まとめ》遠い未来を想像することは、遠回りではなく実は近道!