こんにちは。
棚ぼた開運コンサルの理梨映です。
突然ですが
誰かに怒鳴られたことはありますか?
逆に、つい怒鳴ってしまったことは
ありますか?
どちらの経験があっても
「怒鳴られたくないし、怒鳴りたくない」
というのが本音ではないでしょうか。
実は、そんな『怒鳴る行為』の
裏にある心理が分かると楽になれるんです。
☆☆☆
私が元家族との関係が悪くなった頃、
どうしてこんな酷い言動をされるのか
全く理解ができず辛くて辛くて
カウンセリングの師匠に相談したんです。
すると、カウンセラーは
元家族についてこう言ったんです。
「随分とあなたに甘えていますね」
最初は驚きました。
声を荒げてくる元家族のことが
私は怖くて怯えていたので、
『甘え』なんて言葉が当てはまるとは
全く思えなかったからです。
でも、思い返してみると
「私はアナタの母親じゃない!」と
思う瞬間はありました。
つまり、
相手は私を母親のような存在に見ており
「自分の元から去るはずがない」と
信じているからこそ、
私に対して攻撃的な態度をとれたんです。
*ーーーーーーーーーーーー*
アナタが怒鳴ることができる
唯一の相手は…
アナタが甘えられる
唯一の人だよ。
どうせ相手は
「私の元から去らない」と
甘える気持ちがあるから
声を荒げることができるんだ。
*ーーーーーーーーーーーー*
《解説》
このような裏腹心理は、
認知症の介護でもよくあるそうです。
介護をしている家族に対して
認知症の方が
『嫌がらせ』をしているように見える
というもの。
ですが、実は 『嫌がらせ』ではなく、
子どもが母親に甘えるように
『最も信頼している人』に対して
認知症を強く出してしまうんだとか。
「お母さんは絶対に僕から離れない!」
そんな絶対的な信頼があるからこそ、
子どもは母親に対して
感情をぶつけられるのと同じです。
確かに私たちは
見捨てられては困る相手である
『職場の上司』『取引先』に対して
安易に怒鳴れません。
「関係が壊れるかもしれない」 という
恐れがあるからできないのです。
つまり、
『甘えられる心理』の裏には
相手への信頼があるのです。
そう考えると、
『怒鳴る=攻撃や嫌がらせ』ではなく
『怒鳴る=助けて!分かって!』という
甘えだというのもうなづけますよね。
実を言うと、
普段は冷静で怒ることがない私なのに
うちの母に対してだけは
怒鳴ってしまうことがあったんです。
「なぜ私は、母にだけ怒鳴れるのだろう?」
そう自問自答して振り返ってみると、
元家族が私していた態度と
私が母にしている態度が重なったんです!
「母は絶対に私の元から去らない」
そんな自信があるからこそ
怒鳴ることができていたことに
気が付きました。
まさか私が母に対して
『甘えている側』だったなんて…
この気付きを受け入れることは
正直とても痛かったです。
ですが、何歳になっても母に対して
「私のことを分かって欲しい!」と
期待してしまうからこそ
湧く怒りなんだと自覚しました。
☆☆☆
もし、自分が怒鳴ってしまう側であれば
「この人なら許してくれる」
「この人とは関係が壊れない」と
思っているからこそ
怒りをぶつけてしまうと自覚しましょう。
逆に、自分が怒鳴られる側であれば
「この人なら許してくれる」
「この人とは関係が壊れない」と
信頼されているからこそ
怒りをぶつけられていると気付きましょう。
そうすることで、
状況を俯瞰してみる心の余裕が生まれ
冷静に選択ができるようになります。
そして、
自分が怒鳴られる側なら
境界線を引いて自分の心を守りましょう。
「私はアナタの母親じゃないよ!」と
伝えるのも手です。
自分が怒鳴る側なら
上から命令口調で言うのではなく
可愛く甘えたり丁寧に頼るような
伝え方をしてみてください。
「こうしてもらえると嬉しい♪」と
表現を変えるだけで
相手に与える印象も関係性も変わります。
どんなに大人であっても
『大きな体をした甘えん坊の赤ちゃん』は
そこらじゅうにいっぱいいますから(笑)、
表の姿や言動に振り回されず
裏腹心理を知って楽に生きましょうね♪
理梨映(オリエ)
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photo by ORIE
『月讀神社』長崎県壱岐市
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