モラハラ環境は、耐えずに離脱しよう

モラハラコンサルの理梨映(オリエ)です。
2014年にFacebookに投稿した記事をご紹介します。

自分が耐える人をやっていると
他人にも耐えることを強いてしまう
負の連鎖が起こりやすいのです。

だから、耐えずに離脱することって大事なんです。

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モラハラは、加害者と被害者に分類されますが、
被害者も加害者の負の面を引き出しているので、鍵穴構造なんですよね。

だから被害者体質の人も、自分を見直す必要があります。
そして、加害者も元は被害者だった可能性が高いです。

被害者が加害者の元でモラハラ環境に身を置いていると、
ハラスメントは嫌だと思っているのに
無意識にモラハラする手法が刷り込まれてしまいます…。

そして、モラハラから自己防衛するために、
自分もモラハラする側になる「同一化」をしてしまいます。

こうやってモラハラが連鎖していくので、
私はモラハラ環境からの早期離脱を勧めているんです。

例)夫が会社でパワハラを受け→ストレスから家で妻へモラハラをし→ストレスからお子さんへあたる連鎖…

例)父からモラハラを受けて育ち、自分が親になった時に妻や子へモラハラ…

汚染環境に自分の身を置いて耐えていると、
自分の命を擦り減らすか、いつしか自分を汚してしまうので…
※モラハラに対抗して自分がモラハラする側に立場が入れ替わったり、反撃するために怒鳴り返すギスギスした人になってしまったりとか…。

私はそれが悲しいので、しがらみとか責任に捉われずに
一時的でもいいから離脱する勇気を持ってもらいたいと思ってます。

またハラスメントの抑圧状態に身を置いているうちは、
正常な判断とか本来の自分の感情が分からなくなっているので、
離れてみて、そして時間が経ってみて、やっと見えてくることがあるからです。

そのためにも、一時的でいいから距離をとる等をしてみて欲しいと願っています。
※稀にモラハラが改善する場合もあります。加害者がカウンセリングを受けて穏やかになる、加害者が食事改善で穏やかになる、被害者が反撃して加害者が穏やかになる…等

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