モラハラの受動的攻撃性人格について

モラハラ・カウンセラーの理梨映(オリエ)です。

モラハラの「受動的攻撃性人格」について
引用した該当サイトが削除されたので転記バックアップ投稿します。

※ここでは夫がモラハラしてる側という前提で書かれていますが、自分の立場に置き換えて読んでみてください。


Passive Aggressive Personality (PA)あるいは「受動的攻撃性人格」という言葉をきいたことがありますか?

殴る、蹴る、怒鳴る、口汚く罵る、など明らかに虐待、暴力、という形ではなく、隠れた、一見分かりにくい形での「怒り」の表現、行動を指します。
典型的なものとしては次のような行動が挙げられます。

(1)大切なことを忘れる:例えば妻の誕生日、結婚記念日、デートの約束、その他二人にとって大切なイベントの日時や妻に頼まれていた用事を「たびたび」そして「すっかり」忘れる。そして忘れたことを相手にたしなめられると、そのことについて不満を言う・・・「ちょっと忘れただけなのに、どうして責められなければいけないのか」という論理です。
結婚相手の誕生日やデートの約束を忘れるというのは 二人の関係を重視していない、という気持ちを表現したもの。
こういうことが続くと、忘れられた相手は二人の関係を深めることにエネルギーを費やすことが馬鹿らしくなり、仕返しをする気持ちが生じてしまい、悪循環の始まりとなります。

(2)家事の役割分担、妻に頼まれたことを忘れる、後回しにする、またはやらない:二人の間の決まりごと-例えば食器洗いの順番-を何度言われても忘れる、後回しにする、という癖は、相手を困らせている、という点だけをとっても、本人が主張するほど「無害」ではありません。

(3)自分から決断をせず、相手に決定権をゆだねる、そしてその結果に不平不満を言う:自分で決断しないのは、責任を取りたくないからです。
他の人が決断をしてく れれば、自分は物事の決定時に責任を回避できるだけではなく、結果が思うように行かなかったときにもそれを人のせいにすることが出来ます。
「自分は悪くない。悪いのはあなた。」という気持ちを行動で表現しているのです。

(4)「怒り」を直接表現することが出来ない:二人の人間が一緒に生活をする上で、意見が衝突するのは当然のこと。
「けんかするほど仲がいい」というのは決して鵜呑みには出来ませんが、意見が食い違う時に、建設的な議論が全く出来ないというのも不健康です。
受動的攻撃性人格の特徴は、怒りを感じた時に「自分はこうした理由で頭にきている/腹が立っている/怒っている」ということをきちんと伝えることが出来ないことにあります。
怒りは抑えていてもな くならないもの。
その行き場を失った怒りが、妙な形でちょろちょろと出てくるのが受動的攻撃性、という、つかみどころの無い、後味の悪い形で現れます。

(5)いつまで経っても関係が深まらない:受動的攻撃性人格の人は根本的なところで他人を信用していません。
結婚生活を何年続けていても暖かくて親密な関係が築けないのが特徴です。

(6)セックスをしない:レイプのように攻撃的な暴力ではないために気づかれにくいのですが、妻や恋人の性的欲望を満たさない、というのもいじめの一つです。
夫や恋人がセックスを誘わない、あるいは女性が勇気を出しても誘って断られることが続いたら、誘ったほうは自分の性的、女性的、人間的魅力を疑い始め、徐々に、しかし確実に自信 を失うでしょう。
勃起不能障害も相手に対する隠れた憎しみから来ている場合もあります。
この場合は「あなたでは立たない=あなたとは出来ない」というメッセージです。
このように、夫婦間、恋人間のセックスレスというのは単なる性欲の不一致ということで片付けられない、深く大事な意味があります。

(7)妻が願っていることをかなえる努力、協力をしない:受動的攻撃性人格の夫は基本的に自分の不平、不満、不幸は「相手のせいだ」と思っていて、相手の幸せを望む優しさと包容力に欠けるため、いつも相手に隠れた嫉妬心と敵意を持った状態にあります。
ただその表現が陰険でねじれているだけです。妻の正当な要求に答えず、たまに妻が用事を頼む、関係を深めるためにコミュニ ケーションを増やすように努力するなどの行動に出ると、妻をうるさがる、または「要求が多い」などと文句を言う、というリアクションに出ます。
結果的に妻は「私は要求の多いうるさい女かしら」と自分を責めてしまい、問題は解決しないまま、受動的攻撃性のある伴侶の思うとおりにことが進んでゆく、というのが典型なパターンとしてできあがります。

(8)相手の気持ち、考え、経験を事実として認めない:人間はもともと感受性の強い生き物で、妄想・幻覚・幻聴を伴う精神的疾患を患っている場合などを除いて、一人ひとりが自分の五感と直感を使って自分のおかれている状況、気持ち、考えを的確に判断する力を持っています。
受動的攻撃性人格の人は相手にとって大事なことをしない、 時間に遅れる、忘れる、関係を深める努力をしない、など消極的な方法で相手をいらいらさせたり怒らせたりしたうえで、「そういうつもりはなかった」「そんな小さなことで怒るあなたがおかしい」という論理を貫き通ります。
相手の見方、経験が自分の経験と一致しない場合、自分の見方、経験が唯一の真理だという主張なのです。

※残念ながら男性優位の社会では男性の意見・言い分が女性の意見・言い分よりも重視される傾向が生活のあらゆる面で存在します。セクハラ、モラハラの被害者 女性が加害者にハラスメント行為を訴えると、「お前の勘違いだ」「そういうつもりではなかった」 (自分は悪くない、悪いのはあなた、という原理)、「た だの冗談だった。冗談を理解しないお前が悪い」という反応が返ってくるというのはよくあることです。これは被害者女性の経験を事実として認め、尊重することをせず、自分の見方を力づくで押し通していることにほかなりません。

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積極的に相手を攻撃せず、一見つかみどころのない方法で、相手を何ともいえない「嫌~な気持ち」にさせるのが、このタイプ。

基本的に「何もかも相手が悪い」と思っているので、自分を変えようとはしないと同時に、妻を自分の思うとおりに変える努力は惜しみません。

受動的攻撃性のある人と結婚生活を続けるのは至難の業です。
長年一緒に連 れ添った相手は日々相当なエネルギーを消耗するだけではなく、長い間あの手この手で、自分の感覚を「間違っている」と言われ続けた結果、自分の感覚、経験、アイデンティティを失ってしまいます。

夫に受動的攻撃性があると感じたら、二人の日ごろのコミュニケーションの形を見つめなおしてみましょう。日ごろ、相手の言動に対して自分がどんな気持ちになるか観察してみましょう。

それと同時に、これからの人生で、自分にとって何が一番大切なのか、そして何を求めているのかを見極めることに時間とエネルギーを使ってみてください。

出口の見えない関係性から、少し身を引いて自分を取り戻す作業に専念してみてください。
人生の仕切りなおしをして、自分にとってのほんとうに 良い生き方が少しずつ見えてくるはずです。

 


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