あの人が「嫌だ」を「悪い」にすり替えたくなる心理

こんにちは。
棚ぼた開運コンサルの理梨映です。
 
 
突然ですが、質問です。
アナタの嫌いな食べ物はなんですか?
 
 
私は「椎茸が嫌い」です。
 
 
食べようと思えば食べられるのですが、
食べても後で下してしまうんですよね〜
 
 
どうやら、私の体には
合っていない食べ物のようです。
 
 
だからと言って、
他の人が椎茸を好きでも構わないし、
椎茸好きの人をおかしいとも思いません。
 
 
ましてや、
「椎茸が悪い!」なんて
思ったことはないです。
 
 
では、質問を変えて
アナタの嫌いな人は誰ですか?
 
 
私は…数名が頭に浮かびました。
二度と会いたくないほど嫌です(汗)
 
 
ですが、その人のことを
『悪い人』だとは思っていません。
 
 
それは、椎茸と同様で
「私が嫌いなだけ」
「私と合わないだけ」と
受け入れているからです。
 
 
だから、
誰かがその人を好きでも構わないし
好む人をおかしいとも思いません。
 
 
ところが、
「あの人が嫌だ!」と言わずに
「あの人が悪い!」と表現してしまう人が
一定数いるようです。
 
 
なぜでしょうか?
 
 
 
*ーーーーーーーーーーーー*
 
「人参が嫌だ」は「人参が悪い」
ではないと分かるのに…
 
「あの人が嫌だ」は
「あの人が悪い」になってない?
 
『人参』説明なら分かるのに
『人間』説明だと分からないのが
ナマモノな人間だねぇ。

 
*ーーーーーーーーーーーー*
 
 
《解説》
 
「あの人が嫌だ!」と言えない人には、
自分に負の感情を認めてあげられない
傾向があるんです。
 
 
そこに『誰とでも仲良くすべき』という
思い込みも加われば、
「この人、なんか嫌…合わない…」と
うっすら感じていても無理して付き合って
『いい人』を演じてしまいます。
 
 
すると、いつか不満の限界がきた際
自分の負の感情は口にできないので
「あの人が悪い!」に
すり替えてしまうんです。
 
 
これが、
自分が悪者になることを回避し
身の回りに『悪い人』を量産していく
心の仕組みです。
 
 
だから、もし
「あの人が悪い」「この人も悪い」と
周囲に酷い人が多いかのように
言ってる人がいたら、
「私は嫌だ」が言えない
負の感情を否定しているタイプだと
予測をつけることができます。
 
 
この心の仕組みを知らなかった頃の私は
「あの人が悪い」「この人も悪い」と
言ってるTさんの側にいても、
「へぇ〜」と聞き流していたんです。
 
 
すると、いつの間にか私も
Tさんから『悪い人』として
言われる対象になっていました…
 
 
結局は、散々な思いをしてサヨナラへ。
 
 
察しのいい人は
もうお気付きかもしれませんが、
私が二度と会いたくないほど嫌な人は
悪い人を量産して歩くTさんです(苦笑)
 
 
とはいえ、過去の私も
「あの人、嫌だ〜」と
すぐ言えてしまう我が母に対して
「そんなこと言うべきじゃない」と
嗜めていたので、Tさんと同類です。
 
 
Tさんを通して学びを得た後は、
母が「嫌だ」と言うことをOKし
私が「嫌だ」と言うことをOKしたので
もう母を悪い人扱いすることはないでしょう。
 
 
☆☆☆
 
 
感情に良い・悪いはありません。
 
 
負の感情を味わうことも
自分に認めてあげれば、
合わない人との付き合いが薄くなるので
自分のストレスもぐんと減って
結果的に自分の内界が平和になります。
 
 
「嫌だ」を言えるプロになった頃には、
腹に負を溜め込んだ『いい人』ではなく
腹に溜め込みのない『機嫌のいい人』に
なっているはずですよ♪
 
 
 
理梨映(オリエ)


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photo by ORIE
『独楽堂』韓国 慶州
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